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2012年7月

ウィキペディア(Wikipedia)にインシデント・コマンド・システムの解説がアップロードされました。

インシデント・コマンド・システム(現場指揮システム[1]、ICS)は、米国で開発された災害現場・事件現場などにおける標準化されたマネジメント・システムのこと。インシデント・マネジメント・システム(Incident Management System)とも呼ばれる。命令系統や管理手法が標準化されている点が特徴。1970年代に消防により開発され、徐々に他の行政機関などでの利用が拡大し、デファクトスタンダードになった。2004年に制定された米国インシデント・マネジメント・システム(National Incident Management System(NIMS))では、米国で発生するあらゆる緊急災害・緊急事態にICSを適用することが定められており、災害・事件の種類を問わず、日常の事件・事故からテロ事件・ハリケーン災害などの危機管理まであらゆる緊急事態対応で使用されている。 また、自主防災組織・地域防災、原子力防災、さらにコンサート、パレード、オリンピックのような非常時以外のイベントなどでも活用されている。

海洋生態系高次捕食者、オオミズナギドリを指標とした福島原発事故後の影響評価

東北地方太平洋沖地震からおよそ1年と3ヶ月が経過しました。地震と津波犠牲者とご家族の皆様に心からお悔やみ申し上げますとともに、被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。  

NRDA アジアでは、福島原発事故の影響で懸念される海洋生態系の汚染、また放射能物質が生態系に与える影響を海洋生態系高次捕食者、オオミズナギドリ(Calonectris leucomelas) を指標とし、調査研究をおこなっています。この7月には調査の一環で、オーストラリア タスマニアから鳥類学者/海洋生態学者のDr. Jennifer Lavers (Institute for Marine and Antarctic Studies) を招いて国内営巣地の調査を計画しています。  

一度海面に放出された137Csは海面上層部におよそ10年存在するということが、北太平洋でビンナガマグロ(Thunnus alalunga) を指標とした研究から報告されています(Young et al. 1975)。  また、海洋生態系における生物濃縮の例も過去の研究から報告されています(e.g., Fisher et al. 1999, Heldal et al. 2003)。

放射能性物質が海洋生態系に与える影響はまだまだ分からないことが沢山ですが、福島原発事故後の長期的なデータの積み上げを行うことは、海洋汚染の影響を評価する上で大変重要です。

また、未来の世代からお借りしている豊かな海洋環境を私たちの未来へお返しするのは、現代に生きる私たちの使命だと考えています。  

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