カテゴリー「島」の記事

カンムリウミスズメ洋上調査(山口県上関町)

午後風と波が収まってきたのを待って、「長島の自然を守る会」所属希望号で一昨晩発信器を装着したカンムリウミスズメ二羽の位置確認を目的に室津漁港を出港しました。発信器の電波は確認できませんでしたが、原発建設予定地のすぐ沖で一羽とペア合計3羽を観察しました。

130330_cm_k

より大きな地図で 上関町カンムリウミスズメ を表示

対馬油汚染海鳥調査 2/21

 強風のため風が収まってきた朝9時調査開始、昨日捕獲を失敗した勝見ノ浦に最初に向かう。鳥影が認められないため、漂着鳥調査実施。漂着死体無し。徒歩で隣の大田浜に移動したところ、昨日のオオハムが波打ち際に上がっているのを発見。昨日の経験から、水際に近すぎるため捕獲困難と判断。潮が引き始める午後二時前後に再度捕獲を試みることにして、昨日調査できなかった下島の西側の調査に向かう。
 今里までアビ類の姿無し。前回の調査で汚染したオオハムを視認した阿連も、今回鳥影無し。小茂田浜では地元の方が海岸の漂着ごみの片づけをしていたので、漂着鳥調査を実施後聞き取り。小茂田のMさんより、「昨年から海岸線のごみ処理を委託されて定期的に浜で作業をしているが、2010年は3羽死体を処理した。今年は2羽死体の漂着があり、一体はまだ石垣の上に置いてある。昨年は、今里でも同様の海鳥を見たことがある。」死体を収容したところ、腹部を油に汚染されたアビ類の死体だった。スカベンジャーにより頭部を失っていたため、種の特定は不能。Loon_0221_02

 聞き取り調査後、洋上を観察した。海水浴場側の水面に油に汚染されたオオハム4羽を発見。さらに漁港の外側に非汚染のオオハム二羽を観察。捕獲可能な状況ではなかったので、久根浜に向かう。久根浜までの海岸線ではアビ類は観察されなかった。

 小茂田に戻って再度観察したところ、汚染したオオハムは低体温に陥っているようで上陸する可能性が高いと思われた。下島の西側の調査を切り上げて、大田浜の個体の捕獲に向かう。大田浜に戻ってみると、汚染したオオハムの姿が見えなかったため昼食を取ることに。昼食後小茂田に捕獲に向かう予定だったが、S先生の奥様から太田浜に再度オオハムが上陸しているとの連絡。大田浜に捕獲に向かう。昨日と同じ個体と思われるオオハムが浜に上陸していたため、本日は二名で海から捕獲する作戦。水際に歩いていったとこ、反対方向に向かっているにもかかわらず海に入ってしまう。昨日の失敗を記憶しているのか、警戒心が強く捕獲失敗。
 小茂田で回収した死体を長崎県振興局の冷凍庫に保管をお願いした後、小茂田に捕獲に向かう。小茂田に到着したところ、すでに3羽上陸。二手に分かれて鳥から離れたところから、胴長の許す限りの深さの海に入る。同じペースで左右から鳥との距離を縮め、3メートルまで近づいたところで2羽海にもぐって逃げたが最後の一羽を捕獲。比較的まだ体力のある状態でのはじめての捕獲成功だった。

Loon_0221_01  ネットボトムのダンボールに収容して、家畜保健所にインフルエンザ検査に向かう。終了時間後にもかかわらず、職員の方が待っていてくださった。簡易キットをお借りして口腔粘膜のサンプルを用いて検査したところ、インフルエンザは陰性。すぐ近くのM動物病院に移動して、検査機器と治療用具等をお借りして血液検査と解毒、ビタミン剤投与。それぞれの獣医さんに感謝です。

 ライブベースにて必要機材と餌の材料を購入の上、洲藻に係留中の海雀号に戻る。海雀号にオイルヒーターを設置して、暖房するともに購入してきたフードプロセッサーでエンシュアリキッドと亀用の餌で代用のチューブ栄養食を作成して投与。本日のケアはここまで。

Loon_0221_03

 明日飛行機で大村湾にある長崎県の鳥獣保護センターへの輸送に備えて、明朝再度水分とビタミン、栄養補給予定。このレポートを書いている隣のダンボールの中で、元気です。

対馬油汚染海鳥調査 2/20

 朝7時20分羽田発、福岡経由で対馬やまねこ空港に10時半到着。Y先生とW君が迎えに来てくれて、厳原で「対馬の底力」事務局長さんと今年夏の漂着ごみ関連イベントについて意見交換。その後、ハッピークローバーでお昼を食べならが対馬エコツアーのUさんと同じく漂着ごみ関連意見交換。後から、対馬エコサービスのKさんが合流。廃天ぷら油を精製して供給している、バイオ燃料油(ディーゼル燃料)のお話をうかがう。そこに偶然、対馬野鳥の会のS先生ご夫妻がお昼に立ち寄られて、いろいろ情報交換。
Loon_110220  お昼後に最初に観察に訪れた勝見ノ浦で、油に汚染されたオオハムを発見。捕獲と収容のためのダンボールを車に積んでいなかったので、Y先生とW君に観察を依頼して船に道具を取りに行く。浜に戻ったらS先生ご夫妻も合流しいて、捕獲作戦開始。私が胴長を着用して、長尺のタモ網をもって海から接近。S先生とY先生が陸から接近して捕獲を試みたが、ほんの数センチのところで捕獲失敗。昨年にづづき、洋上でのオオハムの捕獲は成功しませんでした。再度、二人分の胴長を調達して勝見ノ浦に戻りましたが、オオハムの鳥影はありませんでした。
 対馬エコサービスさんに寄って、洋上調査船(海雀Ⅱ世号)の燃料にするためバイオ燃料油を分けてもらいに大田浦のKさんの会社を訪問。初回だからと無料で一ガロン分けて下さった。感謝です。
 その後大船越、高浜と近くの海岸を調査しましたが汚染鳥の姿はありませんでした。日暮れとともに、本日の調査は終了。明日朝一番に再度勝見ノ浦を調査予定です。

 

海岸線調査-大入島

090517nagisa01

「Googl Earth 表示ファイル」をダウンロード
Googl Map へ

調査データー

海岸線調査-久根浜

1

長崎県、対馬市、厳原町

位置情報は Googl Map へ

調査者:植松(一)、山本獣医師

結果 漂着死体無し

コメント 過去に油汚染のシロエリオオハムが保護されがことが有る。