カテゴリー「オイルスピル」の記事

小茂田浜のオオハム

昨週に引き続き対馬の油汚染海鳥調査中小茂田漁港にオオハムが一羽避難していました。健康なオオハムが漁港に入ってくることはまず無いので、どこか汚染されている可能性が高いと思われます。

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先週保護したオオハムは残念ながら保護2日目の朝死亡しました。衰弱する前に捕獲することができると助けられるのですが!

動画→ Video

S先生のブログに捕獲の様子の画像がありました。

( 対馬における海鳥保護活動はパタゴニア日本支社環境助成金プログラム の援助を受けています。)

オオハム保護(久和漁港)

本日午前11時に対馬野鳥の会貞光ご夫妻と現地で集合して、保護を試みました。前日までは陸に3羽、沖に一羽で観察されたそうです。本日は陸に2羽、沖に一羽でした。

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陸に上がっているうち、胸に茶色い油が付着している個体を保護することができました。保護個体を大船越の海鳥救護研究所に搬送して、リハビリテーションを開始します。

( 対馬における海鳥保護活動はパタゴニア日本支社環境助成金プログラム の援助を受けています。)

海岸線調査(太田浜/2/11/2013)

先週に引き続き対馬の太田浜で海岸線調査を実施、先週油汚染で陸に上がっていたオオハムは観察されませんでした。

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長崎県対馬におけるアビ類の油汚染について(日本鳥学会ポスター)

 9月14日ー17日、東京大学本郷キャンパスで開催された日本鳥学会100周年記念大会にて表題のポスター発表を行いました。用意した別刷りと早春に企画している対馬バードウォッチングツアーで船を出してくださる比田勝漁協海子丸さんのパンフレットは連日用意した分がすぐに無くなってしまい、海鳥に関心のある方が大勢参加されているようでした。
 当会の活動にご助成いただいたパタゴニア日本支社、調査・保護にご協力いただいた全ての 皆様、写真を提供してくださった対馬野鳥の会の皆様に深謝いたします。この冬は対馬島内大船越に設置したリハビリテーションセンターで本格的に救護活動に取り組む予定です。対馬内外の皆様のこれまで以上のご協力がいただければ幸いです。

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ウィキペディア(Wikipedia)にインシデント・コマンド・システムの解説がアップロードされました。

インシデント・コマンド・システム(現場指揮システム[1]、ICS)は、米国で開発された災害現場・事件現場などにおける標準化されたマネジメント・システムのこと。インシデント・マネジメント・システム(Incident Management System)とも呼ばれる。命令系統や管理手法が標準化されている点が特徴。1970年代に消防により開発され、徐々に他の行政機関などでの利用が拡大し、デファクトスタンダードになった。2004年に制定された米国インシデント・マネジメント・システム(National Incident Management System(NIMS))では、米国で発生するあらゆる緊急災害・緊急事態にICSを適用することが定められており、災害・事件の種類を問わず、日常の事件・事故からテロ事件・ハリケーン災害などの危機管理まであらゆる緊急事態対応で使用されている。 また、自主防災組織・地域防災、原子力防災、さらにコンサート、パレード、オリンピックのような非常時以外のイベントなどでも活用されている。

パタゴニア日本支社環境助成金プログラム受託

パタゴニア日本支社さんより当方の対馬における油汚染海鳥救護活動に対して70万円の助成をいただきました、有意義に使わせていただきたいと思います。対馬では毎冬油に汚染されて避難してくるアビ類を主体とする海鳥が観察されています。この2月島内の中央部に民家をお借りして、調査と救護活動を行う事務所を開設しました。ナホトカ号オイルスピル(1997)の際に救護活動を指導に駆けつけてくださったインターナショナル•バードレスキューIBRとも連携して、リハビリテーションの実践も行って行きたいと思っています。
保護事例が収容された際には、油汚染鳥類救護技術を習得したいボランティアの受け入れも実施して行きますのでこのブログをモニターしてください。事務所での宿泊も可能です、旅費と食費自己負担でリハビリテーションの技術を学びたいボランティアの方々をお受け入れします。

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対馬海鳥救護研究所開設

毎冬油汚染の海鳥が観察され、2006年から調査と救護活動を行ってきた対馬に調査研究施設を開設しました。対馬は上島と下島の二つの島で構成されていて、二つの島に囲まれた浅生湾と対馬の東側の外海をつなぐ大船越瀬戸(おおふなこしせと)の南側の民家を2月1日からお借りすることができました。大船越はほぼ対馬の中央部で空港にも近く、船では対馬の西にも東にも出られます。お借りした一軒家は道を隔ててすぐに岸壁です。大船越漁協さんのご好意で当方の調査船の係留をご許可くださいました。今年からウミスズメ号の母港になります。


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野生動物医学会(9/30)講演要旨

        環境災害による生態系被害に対するNRDAアジアの取り組み
-海鳥を指標とする Natural Resource Damage Assessment と放射線被曝モニタリング-

植松一良、渡辺浩幸、山本英恵、森千恵子、植松明香(NRDAアジア)
キャラハン・バーバラ(IBRRC)、グリーン・ディック(IFAW)

はじめに、

 災害が及ぼす影響は多岐にわたるため、短期的に混乱を招くことは避けられません。その混乱を最小限にするためには、危機管理(リスクマネージメント)の能力を事前に高めておく必要があります。その際に重要なことは、どんな危機に対する何を対象とするマネージメントなのかを明確しておくことだと思います。
 私たちが取り組んでいるのは、環境災害による生態系保全活動です。環境災害という言葉にはまだ明確な定義は存在していませんが、NRDAアジアは人間活動により引き起こされた自然環境破壊に限定したいと考えています。その具体的事業を下記に示します。

・アジアで発生した油汚染事故時のNRDAコンサルティング事業
・大規模油汚染事故海鳥救護活動への人員派遣と後方支援
・海岸漂着ごみ問題解決のためのエコツーリズム支援事業
・原子力発電所事故に伴う野生生物被爆実態モニタリング事業
・アジア周辺海域で繁殖する稀少な海鳥の調査・保護事業


油汚染事故(Oill Spill)における国際ネットワーク

 1989年に発生したエクソン・バルディーズ号オイル・スピル以降海洋油汚染は海洋生物の大量死を引き起こすこと、人間の社会資本保護を目的とした回収作業の方法によっては、海洋生態系の多様性を半永久的に損なうことが知られるようになりました。このオイル・スピルを契機にアメリカ議会は原因者に無限責任を義務づける法律を制定して、国際社会をリードすることになります。具体的には国際動物福祉基金(IFAW)と国際鳥類救護研究センター(IBRRC)による世界中を対象とした一連の救護活動の実施です。
 1999年フランスで起きたエリカ号オイル・スピル以降、ヨーロッパで相次いで大規模なタンカー事故が発生。その教訓から、2000年オランダに事務局を置くシー・アラーム(Sea Alarm)が設立されました。現在はシー・アラームがIBRRCと協力して、国際ネットワークの事務局を担っています。日本の窓口はNRDAアジア(本年3月まで日本環境災害情報センター)です。

原子力発電所事故に伴う放射線汚染

 6ヶ月前の3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う福島原発事故は、人類が一番最近引き起こした大規模な環境災害です。NRDAアジアは震災発生直後の3月20日から現地に入って活動してきました。オイル・スピル対応で長年共に活動してきたIFAWのエマージェンシー・チーム(ERT)が3月27日に合流。現地調査の結果、被曝動物の救護と徐染、モニタリングの国際基準の提唱を企画。5月1、2日東京に日米の専門家が集まって、提言をまとめました。現在その提言に沿って、海鳥を対象に海洋汚染のモニタリングを実施中です。 

ミッション

  • 人間活動に起因する環境災害の被害を受けて生存の危機にある野生生物を可能な限り救護し、野生復帰に必要なリハビリテーションを実施する活動を通じてアジアの生物多様性保全に貢献する。
  • 環境災害による自然資源の損害の程度を客観的に評価し、その回復に必要な具体的手段・手法を提案する。

ゴール

  • 次の世代にアジアの豊かな海洋生態系を引き継ぐ。


活動内容

  1. アジアで発生した油汚染事故時のNRDAコンサルティング事業
  2. 海岸漂着ごみ問題解決のためのエコツーリズム支援事業
  3. 原子力発電所事故に伴う野生生物被爆実態モニタリング事業
  4. アジア周辺海域で繁殖する稀少な海鳥の調査・保護事業
  5. その他人間活動により引き起こされる生態系被害の回復にかかわる事業

事務局 190-0023 東京都立川市柴崎町3-6-17-704 tel:042-595-7838 fax:042-595-7045

対馬海鳥救護研究所 817-0323 長崎県対馬市大船越 tel:080-8033-5466

コスモ石油被災アスファルト流出事故後調査 4/18

 東北沖地震で被災した、市原のコスモ石油コンビナートから流出したアスファルトによる海岸線汚染状況を調査しました。汚染海岸線の延長は、42キロにおよび南は富津まで及びました。

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未洗浄の岸壁

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アスファルトが付着した橋脚

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洗浄後の岸壁。フェスティバル・ウォーク蘇我。

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海上災害防止センターのKさんから事故当時の状況と、回収作業の見通しについて説明を受ける山崎誠・石田三示衆議院議員。

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