カテゴリー「金沢港」の記事

ボーハイ・チャレンジ・オイルスピル情報 2/25

 ボーハイ・チャレンジ号からの再流出の可能性がほぼなくなったので、今回のオイルスピルでリハビリテーションを担当してくださったいしかわ動物園にその後の状況を問い合わせました。

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  • 状況の良かったアカエリカイツブリは数日前に放鳥
  • 他アカエリカイツブリ、クロガモ、アビ各一羽は死亡
  • その後の持ち込みは無
  • 放鳥率25%
  • 海岸線では部分的に羽毛を汚染されたカモメ・シギが見られる。

 現地における対策は今週末をめどにほぼ終了の見込みです。今回の一連の自然資源対策について、石川県庁さんが保険請求をして下ると他の市町村の手本になると思います。

Ishikawa_01


ボーハイ・チャレンジ・オイルスピル情報 2/23

 「22日の段階で、船体内の残油はあと2・3日で回収完了の見込み。船体折損の可能性はほぼ否定的で、二次流出は避けられる模様。海岸の回収作業も順調に進んで、今週中には各市町村の評価を終了する見込み。」とのことでした。

 6日に千里浜にストランディンしていたカマイルカの件、のとじま水族館に問い合わせたところ、「カマイルカの死体は水族館に運ばれていず種の確認の写真判定をしただけ」だとのことでした。当日警察の方がのとじま水族館に連絡中とおしゃっていたので、油流出事故との関連がそこで明らかになると思っていたのですが、石川県では漂着死体の死因究明をするシステムがなく、のとじま水族館では解剖が行われたことがないそうです。

 メキシコ湾で最近沢山の幼いイルカの死体が漂着して、油流出との関係が問題になっているので残念です。

 

ボーハイ・チャレンジ・オイルスピル情報2/9

 船体に残っている重油は120トン、船底のA重油の残量は不明。
海岸線清掃は後10日から2週間でほぼ終了の見込み。

Bc27 (断続的に抜き取り作業中の船体)

Ym1_2 (回収作業を視察する山崎誠衆議院議員)

 

金沢港ボーハイ・チャレンジ号事故現地報告-2/6

 2月6日羽田発の一便で小松空港、レンタカーで金沢港に移動して海上災害防止センターのスタッフに面会。現在の状況をうかがいました。本日の金沢は晴天で風もなく、とても暖かです。

Bc_2【 抜き取り作業】

  • 天候に恵まれ、船体の右舷側の重油は抜き取りが終了、本日から左舷側の抜き取りを始めた。
  • 残量は不明だが、残り2から3トンの重油が残存していると思われる。
  • 船体左舷側に亀裂も認められるので、天候が悪化すれば再流出の危険性もまだ残っている。
  • 船底にはA重油を積載していたが、流出した可能性が高いと思われる。

【洋上】

  • 現在洋上の油膜は観察されていない。

【海岸線】

  • 今井浜以南に海岸線の砂浜上に漂着した油が、散在している。
  • 専門の作業員を動員して、二次汚染に注意しながら回収作業継続中。
  • ナホトカ号事故の際ボランティア5名の死亡、未経験ボランティ多数動員による2次汚染拡大の反省から回収作業は専門作業員のみで実施。汚染海岸線は立ち入り禁止処置を行っている。

【午後から、千里浜から今井浜まで海岸線調査を実施】

  • 海岸線で観察されるカモメ類の4割程度に、小範囲の油汚染が観察された。洋上のみで生活する海鳥にも同程度の割合で付着している可能性が示唆される。
  • 千里浜の波打ち際で、油に汚染されたと思われるシノリガモのメスを観察したが、捕獲は不能。

Hd_2 Pacificwhitesideddolphin

  • 千里浜の今井浜よりの海岸線でカマイルカのストランディンに遭遇。生息の可能性があったので、通行人の協力を得て窒息を防ぐため頭部が水没しない位置に 移動。石川県農林事務所に電話連絡。しばらくして警察の方が到着、能登島水族館に搬送を手配中とのこと。解剖の結果油との因果関係の連絡をお願いして、そ の場を離れる。

金沢港パナマ船籍貨物船ボーハイ・チャレンジ号事故-1/30

 30日午前0時40分頃、パナマ船籍の貨物船「BOHAI CHALLENGE」(8708トン)が、金沢市の金沢港西防波堤に乗り上げ、航行不能。

 乗組員の中国人19人全員が救出され、けが人はいない。また、船から燃料とみられる重油が海上に流出、同日午後2時現在、防波堤沿いに長さ約100メートル、幅40~50メートルの範囲で油が認められた。

【読売オンライン】

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